
このような悩みに答えます。
近年、動画配信サービスは急に数を増やしたこともあって、どの会社のものを選べばいいのか迷ってしまいますよね!
また、値段の違いはどこからくるものなのかが分からなければ、選びようもないですよね。
そこで今回は、たくさんある動画配信サービスの中でも有名な以下の3社、
- アマゾンプライムビデオ
- Hulu
- Netflix
について、徹底比較したいと思います。
アマゾンプライムビデオ・Hulu・Netflix各社の特徴
そもそも、アマゾンプライムビデオ、Hulu、Netflixとは、どんな動画を配信している会社で、どんなサービスがあるのでしょうか?
まずは、それぞれの特徴から紹介していきます。
アマゾンプライムビデオ
みなさん一度はAmazonを利用したことがあるのではないかと思います。
通販でおなじみの、あのAmazonが提供している動画配信サービスが、アマゾンプライムビデオです。
Amazonで買い物をしたときなどに、送料やお急ぎ便などが無料で利用できるAmazonプライム会員になると、このアマゾンプライムビデオが観られるようになります。
Amazonプライム会員になると、アマゾンプライムビデオが観られるようになるだけでなく、
- Amazonでの買い物で得をする
- 音楽が聴き放題になる
- 本が読み放題になる
- ラジオが聴き放題になる
など、かなりたくさんのサービスが受けられるようになります。
なので、よくAmazonで買い物をするという人にとっては、プライム会員になったついでに、アマゾンプライムビデオも観てしまおう、というぐらい気軽にサービスが受けられるということです。
30日間のお試し無料期間があります。
Hulu(フールー)
動画配信サービスといえば、Hulu(フールー)という名前が初めに思い浮かぶ人も多いかもしれません。
というのも、実は、日本で一番初めの動画配信サービスがHuluなんです。
Huluは、アメリカ発の動画配信サービスで、日本テレビやフジテレビが参入しています。
日本でサービスが開始されたのは2011年からです。
2週間のお試し無料期間がついています。
NETFLIX(ネットフリックス)
Netflix(ネットフリックス)は、世界でもトップクラスの会員数を誇る動画配信サービスで、日本では2015年にサービス開始となりました。
Netflixの特徴といえば、質の高いオリジナル作品がとても多いということです。
他の動画配信サービスでは決して見ることが出来ない、Netflixだけのオリジナル作品が世界各国で作られており、人気を博しています。
また、グローバル展開のNetflixだけに、複数言語での字幕や吹き替えにも対応しており、語学を学ぶのにも便利です。
Netflixは、現在、無料のお試し期間はありません。
アマゾンプライムビデオとHuluとNetflixを比較
では次に、アマゾンプライムビデオ、Hulu、Netflixを5項目で比較していきたいと思います。
ここでは、
- 料金システム
- 動作環境の違い
- 画質
- 操作性
- 配信されている動画のラインナップ
それぞれの違いについて比較していきます。
➀:料金システムで比較

アマゾンプライムビデオ
アマゾンプライムビデオは、とにかく料金が安いです。
月単位のプライム会員であれば、月額500円(税込)、年会員であれば年会費が4900円(税込)です。
年会員になれば、実質月あたり408円という料金で動画が見放題になります。
ただし新作の映画など一部の作品は有料で、購入するかレンタルをすることで観ることが出来るという仕組みになっています。
Hulu
Huluの月額料金は1026円(税込)で、この値段で、Huluでは全ての作品が見放題になります。
追加料金が一切かかりません。
Netflix
Netflixの料金システムは他とは少し違っていて、画質や同時視聴可能台数の違いによって、3つのプランに分かれています。
- ベーシックプラン・・月額880円(税込) ~標準画質(SD)、複数の端末での同時視聴は出来ない~
- スタンダードプラン・・月額1320円(税込) ~高画質(HD)、2台まで同時視聴が出来る~
- プレミアムプラン・・月額1980円(税込) ~超高画質(4K)、4台まで同時視聴が出来る~
テレビなどの大画面で動画を見たいという人であれば、スタンダードプランがおすすめです。
プレミアムプランは、超高画質の4Kに対応しているプランですが、4K対応の機器でないと再生出来ないのと、そもそも4K作品自体がまだ少ないということを考慮した上で登録してください。
ちなみに、Netflixも全ての作品が見放題で、追加料金はかかりません。
②:動作環境で比較

それぞれどんな端末で作品を視聴することが出来るのでしょうか?
アマゾンプライムビデオ
アマゾンプライムビデオは、多くの端末に対応しており、1つのアカウントに対して10台まで登録することが出来ます。
パソコンにはダウンロードすることは出来ず、ダウンロードすることが出来る端末は一つだけになっています。
対応している端末は以下の通りです。
- パソコン(Windows/Mac)
- androidデバイス
- iosデバイス
- Fireタブレット
- Fire TV、Fire TV Stick
- ゲーム機
- androidテレビ/ブルーレイレコーダー・プレイヤー
- ストリーミングメディアプレーヤー
同時視聴が出来るのは3台までです。
Hulu
Huluもたくさんの端末が対応しています。
そして、Huluは1つのアカウントに対して、いくつでも端末を登録することが出来ます。
作品をダウンロードできるのは、スマホやタブレット等で利用できるHuluのアプリを使用した時で、パソコンではダウンロード出来ません。
- パソコン(Windows/Mac)
- androidデバイス
- iosデバイス
- Sonyブルーレイレコーダー・プレーヤー/Panasonicブルーレイレコーダー
- TV(Sony・SHARP・Panasonic)
- ゲーム機
- Amazon Fire TV、Amazon Fire TV Stick
- ストリーミングメディアプレーヤー
- セットトップボックス(STW2000)
Huluは複数のデバイスで同時視聴することは出来ません。
Netflix
Netflixに対応しているデバイスは以下の通りで、登録は何台でも出来るようです。
- パソコン(Windows/Mac)
- スマホ/タブレット
- ブルーレイプレーヤー
- ゲーム機
- スマートテレビ
- セットトップボックス
- ストリーミングメディアプレーヤー
同時視聴できる数は、プラン毎に異なっており、最大でプレミアムプランの4台です。
③:画質で比較

アマゾンプライムビデオ
アマゾンプライムビデオでは、画質は自分で選ぶことが出来ます。
作品によってや動画を視聴する端末により、対応しているか否かは異なります。
ですが、再生中、またはダウンロードする時に、標準画質(SD)、高画質(HD)、最高画質(フルHD)などを選ぶことが出来ます。
SDでDVDと同じ程度、フルHDでブルーレイディスクと同じ程度の画質ということです。
作品をレンタルや購入する場合は、画質を抑えることで料金が安くなります。
さらに、Wi-Fi環境下にいない場合では、通信費を節約するためにあえて標準画質で再生するというふうに、状況によって画質を変えることが出来るのはうれしいですね。
Hulu
Huluでも、画質は自分で選ぶことが出来るようになっています。
Huluで選べる画質は4種類で、低(SD)、中(ハーフHD)、高(HD)、最高(フルHD)となっています。
2017年5月までは、Huluは最高でHDまでの画質しか選ぶことが出来ませんでしたが、リニューアル後フルHDまで選ぶことが出来るようになりました。
外出先でWiFiがない場所でも高画質で動画が見たい、という時はあらかじめ高画質で作品をダウンロードしておけば、きれいな画質をオフラインで見ることが出来るので安心です。
Netflix
先ほど料金システムのところでも説明したように、Netflixには標準画質(SD)から超高画質(4K)まであって、画質によって料金が変わります。
キレイな画質を見るのにお金を取るなんて・・と思う方もいるかもしれませんが、画質にはこだわらないから、たくさんの動画を低料金で見たい、という方にはうれしいシステムともいえますね。
④:画面の操作性で比較

アマゾンプライムビデオ
アマゾンプライムビデオは、再生中の画面の操作性が高いことで知られています。
画面の中央に、停止と10秒戻し、10秒送りが配置されているのが使いやすい、さらに字幕の文字の大きさが変更できるようになっています。
また、動画を見ている途中で中断したとしても、次に観る時には、ちゃんと中断したところから再生される、再生中に画質を変更できるなど、操作性が高く使いやすいです。
ただ、海外のドラマと国内のドラマが一緒に出てくるなど、作品を探す時に、ちょっと探しにくい部分もあるようです。
Hulu
Huluも、再生中に画質や字幕が選べ、10秒送りや戻しが出来るなど、直感的に使いやすく操作性は高いです。
また、全画面にしていないときであれば、再生中であってもエピソードが選べます。
さらに、iPadで見る時は、右端に小さな画面で動画を流しながら他の操作が出来ます。
しかし、パソコンで視聴する際に、ChromeやFirefoxを利用する場合、エラーが起こるなど、視聴が不安定になることがたまにあるようです。
Netflix
Netflixの操作性は素晴らしいです。
ジャンルや作品名、俳優名など色々なキーワードで検索しやすく、再生中に字幕切り替えやエピソード選択が出来ます。
また、再生バーのスライドで好きな場面まで移動できるので、あの場面だけ見たい、という時に便利です。
さらに、オープニングとエンディングの飛ばし機能があり、エンディングが始まると自動で、10秒後に次の話へ飛びます。
また、エンディングを飛ばすと、次のオープニングも飛ばしてくれるなど、使用者の中の、操作性に関する満足度は高いようです。
⑤:ラインナップの充実度で比較

映画見るならどこがおすすめ?
Huluは映画の本数は少ない傾向にあるので、映画を見るならアマゾンプライムビデオかNetflixがおすすめです。
特に、国内映画はアマゾンプライムビデオ!
洋画ならNetflixが作品数が多いです。
ドラマ見るならどこがおすすめ?
ドラマ見るなら、作品数の多さを誇るHuluがおすすめです。
国内ドラマが豊富で、Huluなら、日テレのドラマを見逃してしまった時でも、放送中のドラマが一話から見逃し配信で視聴することが出来ます。
海外のドラマをみるなら、もともと海外初の動画配信サービスである、HuluかNetflixです。
ただし、Huluの海外ドラマは、よほど有名なものでないと日本語吹き替え版がないので、日本語で楽しみたいのであればNetflixがおすすめです。
アイドル見るならどこがおすすめ?
アマゾンプライムビデオとNetflixは、アイドル番組は少ない傾向にあるので、この3社の中でアイドル番組をみるのなら、間違いなくHuluがおすすめです。
AKBグループや坂道系グループの作品もとても充実しています。
アニメ見るならどこがおすすめ?
今のところ、3社の中でアニメの作品数が一番多いのはHuluで、大人向けから子供向けのアニメまでバランスよく取り揃えられています。
ただ、アマゾンプライムビデオとNetflixも、数的にそんなに大差があるわけではありません。
Netflixには、Netflixでしか見られないオリジナルのアニメ作品や、独占配信アニメなどもあり人気があります。
また、アマゾンプライムビデオには、別料金になりますが、”dアニメ for prime video”というチャンネルがあります。
dアニメ for prime videoを月額440円で登録することによって、Huluのアニメ作品数をはるかに超える数のアニメが見られるようになります。
3社の中でアニメの作品数が一番多いHuluがおすすめ!
バラエティ見るならどこがおすすめ?
Netflixは、日本のバラエティ番組は少ない傾向にあるので、バラエティ番組を見るならHuluかアマゾンプライムビデオということになります。
作品数でいうとHuluがリードしていますが、アマゾンプライムビデオは、松本人志さんプレゼンツ「ドキュメンタル」や、「バチェラージャパン」などのオリジナル作品が充実しています。
まとめ
アマゾンプライムビデオ、Hulu、Netflixを5つの項目について比較してみると、それぞれの特徴が見えてきました。
それをふまえて、自分が何を求めているのか、どのようなスタイルで見るのかで、選んでみてください。
今回の情報が参考になれば幸いです。
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